仕事がデスクワーク、特にパソコンでの作業時間が長いと、辛い首や肩のコリに悩まされますよね。
私も、パソコン作業が長時間に渡ることが多く、ずっとひどい慢性の肩や首のコリに悩まされていました。本当につらかったです。
当時は肩こりのために仕事にも集中するのが苦痛で、接骨院や病院、マッサージや整体などあらゆるところに通いました。
しかし、普段ずっとデスクワークだった私はそのような治療をしても根本的には治る事はありませんでした。
しかし、驚いたことにある時から筋トレで僧帽筋を鍛えたら、そのうちまったく肩こりしなくなっちゃいました。(笑)
あんなにひどかった肩こりが今ではなどれだけ長い時間デスクワークをしていても嘘のように肩がこりません。
僧帽筋を鍛えるのには懸垂が良いです。
特に私は20kgの鉛が入ったベストを着て懸垂をして鍛えるようにようになってから約1年後には、以前に「肩こり」という症状があったことすら忘れるくらいに治ってしまいました。
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しかし、これでは話がここで終わってしまいます。
というか、そもそもそれだけハードな筋トレを今すぐ始めるのも難しいでしょう。
私の経験上、中途半端な筋トレですと、「完全に肩こりを無くす」という程にはなりません。
勿論軽い筋トレや運動でも肩こりにはかなりの効果がありますが、「完全に克服する」にはそれなりの負荷が必要だと感じています。
そこで、とりあえずは今ここにある「肩こり」をどうすればいいか!という事について考えてみたいと思います。
私も経験がありますが、肩こりは時には頭痛も伴い、作業の集中力は著しく落ちてしまいます。
肩コリや首こりによる血行不良は、酸素や栄養を身体の隅々まで行き渡らせるのを阻害して、新陳代謝の妨げになったり、体にたまった老廃物や毒素を体外に排出する役目のあるリンパの流れも悪くなり、老化に繋がってしまうのです。
更に頭部への血流が滞っていると頭皮に栄養が行き渡らず、脱毛の原因にも(!)なってしまうと言われています。
こうなると、「たかが、肩コリ」と放置して置くわけにも行きません。
結論としては最初に言ったように僧帽筋を鍛えれば肩こりはしなくなります。
しかし、その方法では肩こりを克服するまでにある程度時間と努力を必要としますので、今すぐにでも効果があると評判が高いものや、私が以前やってみて効果があると実感した、肩や首のこり解消法をご紹介します。
<1>ストレッチ、体操偏
1.両肩まわし
職場のデスクに座ったままでも、ちょっとした時間で出来るエクササイズです。
まず両手で、それぞれ服の肩の部分をつまみます。
そのまま腕を大きく前に30秒間回します。
次に後ろに大きく30秒間回します。
時間があればこれを前後1セットで数回行います。
ちょっと仕事の空いた時間にでも行うだけでもだいぶ筋肉がほぐれます。
毎日やれば数週間でかなり肩コリが消えていきますよ!
2.ニューストレッチ
肩や首が驚くほどほぐれるという、ストレッチの方法です。
私もやってみましたが、かなり効果がありました。首と肩がずいぶん楽になります。
これは30秒位で出来ます。
3.後ろで手を組む為のヨガ
あなたは下の図のように後ろで手が組めますでしょうか?(絵の下手さはお許し下さい。。(汗)
私はひどい肩こりだった時に組め無いどころか両指が触れることも殆どできませんでした。(T_T)
僧帽筋をほぐすことによって肩コリが解消され両手が組めるようになります。
<2>ツボ偏
次の3つのツボを押すことで肩コリや首こりを緩和出来ます。
1.天柱
首の後ろ、髪の生え際の所の筋肉の外側にあるツボです。
ここを押すとかなり効きます。髪様シャンプーのマッサージでも、このツボを刺激することにより頭皮への血流を促します。
2.肩井
肩と首の丁度真ん中あたりの位置です。ココを押すと特に肩コリの人はかなり痛いと思います。少し我慢して押すと、肩の血流が良くなり、楽になります。
3.百会
頭の頭頂部中央です、このツボは肩や首残りだけでなく、頭痛や抜け毛、肌荒れなど様々な効能があり万能のツボと言われてますので是非押してみましょう。
<3>温熱偏
以前私が温泉旅館に泊まった時に、そこの露天風呂の温泉は源泉を使用しているということで、かなりお風呂が熱かったのです。
あまり高い温度のお風呂に長時間入るのは危険も伴いますので、決してお勧めできませんが、その時はせっかく来たのだからだと思い、頑張ってのぼせる寸前まで数分浸かってしまいました。(^_^;)
すると、当時私は、慢性の首や肩のコリを抱えていたのですが、驚くことにその温泉から上がると、首や肩の痛みがすっかり消え、筋肉がほぐれていました。
これは体を温めることにより血管が拡張され血行が良くなったためだと思われます。(ただ、あまり熱すぎるようなお風呂に入るのは、危険ですのでやめましょう)
このように肩や首を温めることによってコリがかなり解消されますが、蒸しタオルで首や肩を暖めることによってこの温熱療法ができます。
1.まずタオルを水で濡らし、絞ります。(絞りすぎると、温めた時に水分がなくなってカラカラになってしまうので適度に。)
2.次のそのタオルを電子レンジに入れ、600Wで30秒位、500Wなら1分くらい温めます。
3.やけどに注意して触れるくらいまで少し冷ましてそのタオルを首の後に当てます。(この時更に、タオルの上からマッサージやツボ押しなどすると更に効果的です。)
タオルは最初は熱いですが、割と早く熱が冷めていきます。
冷えてしまったらまた最初に戻り、温めてこれを数回行いますと大分首のコリが楽になります。
最初熱くて徐々に冷めていくという温度変化が効果的だそうですので、ここは「いちいち温めるの面倒だな~」と言わず(気持ちは分からないでもないですが(笑)、
慣れればそんな面倒でもないですよ。)是非何回かやってみてください。
ちなみにこの蒸しタオルを目に当てますと目の疲れも取れ、目のくまの解消にもなります。鼻に当てると鼻詰まりが良くなりますよ♪
普段の生活での心がけ
当然ながら普段の生活や仕事中の姿勢が悪ければ肩コリの原因になります。
パソコン作業などの時や、普段歩いているときなども、猫背にならないよう気をつけましょう。
仕事は作業に集中していると、姿勢のことを忘れてつい猫背になってしましますが、私の場合は常に良い姿勢を意識できるように家ではバランスボールを椅子代わりにして作業する事にしました。
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これだと座っている時もある程度身体のバランスをとることを意識させられるので、正しい姿勢も同時に常に意識できます。
おまけ
ビートたけしさんが80年代、ツービートでの漫才で一世を風靡したギャグ「コマネチ!」
これを連続でやることにより僧帽筋を大きく動かすことが出来ますので、肩コリ解消のエクササイズとしてもかなり有効だと思われます。
また当時たけしさんはクセで首を細かく動かしていました。これは無意識に首の筋肉をほぐしていたのかもしれません。
往年のたけしさんの物まねをすることで、首のストレッチと肩の筋肉のエクササイズが出来、肩コリがかなり解消されるのではないでしょうか。(笑)
まあ、それはともかく、ここまで肩こり改善法を色々ご紹介したものの、私が実感するにやはり一番おおすすめはやはり筋トレ(僧帽筋)です。
もしチャレンジしてみようと思われましたら、アラフィフの私がジムに行かずに週一回の筋トレで肩こりが全くなくなるほどの筋肉を付けた方法を書きましたのでご参考にしていただければ幸いです!
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