緑茶にはカテキンというポリフェノールの一種が含まれている事は、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
ポリフェノールには強い抗酸化作用により、頭皮の匂いや加齢臭の原因となる皮脂の酸化を防ぎますので、緑茶で頭を洗うと頭皮の臭いを抑えてくれるのです。
しかし緑茶の威力はそれだけではなく、カテキンにテストステロン(男性ホルモンの1種)と結びついて薄毛、脱毛(AGA)の原因とな5αリダクターゼ酵素を抑える事が研究によりわかったそうです。
私はこれらの事実を知って、「では、緑茶で髪を洗ったら、薄毛と頭皮の臭いをダブルの解消効果があるのではないか?!」と思ったのですが、どうやらその考えは正しかったようなのです!
湯シャンで髪の量は増えたものの。。。
私は頭皮改善のために湯シャン(シャンプーを使わずにお湯だけで洗髪する)を始めてから2年ほどになりますが、その結果私には予想していた以上に
効果があって、明らかに髪の量が増え(髪が太くなったのかも)、頭皮の臭いも軽減したのです。
関連記事:「湯シャン」を実践したら髪の毛が太くなって、フサフサに!
しかし40代なかばという加齢臭適齢期(泣)ということもあり、頭皮の臭いが完全に無くなったというところまでは行きませんでした。
確かに毎日シャンプーをしていた頃よりは臭いはだいぶ減りましたが、つむじの辺りにかなり鼻を近づける、とまだ多少臭いがするようでした。。。_| ̄|○(これは娘に確認してもらいました。)
そこで、「湯シャンを続けつつも、頭皮の臭いを更に改善する方法はないか?」と、ネットや本など調べたり、色々なものを試してみたりもしました。
初めに臭い対策として私が愛用することになったのはライオンの「プロテック デオドラントミスト」でした。
これはドラッグストアとかで500円位で購入できるものなのですが、ただの匂い消しではなく、殺菌成分の他に加齢臭やミドル脂臭の成分に効くメマツヨイグサ抽出液が含まれているという、他のメーカーにはみられない製品でした。
しかし、この「プロテック デオドラントミスト」は2015年1月に製造中止になってしまい、困った私が次にたどり着いたのはヌーラ
でした。
これも「匂いで臭いをごまかす」方式ではなく、イオンにより匂いそのものを分解するもので、勿論体臭や、加齢臭、トイレの臭いなどあらゆる匂いを消してくれる凄まじい製品でした。
ヌーラを少量頭に噴きかけてやれば、ついでに加齢臭対策にもなるので今も重宝していますが、どうせなら洗髪時に頭皮の匂いを改善する方法はないか?
と探っていて辿り着いたのが「緑茶洗髪」だったのです。
緑茶のスゴイ力!
緑茶のカテキンに抗酸化作用があることは最初にお話しましたが。それ以外にも緑茶には次のような強力な成分がたくさん含まれています。
カフェイン→頭皮の血流を促す クロロフィル→頭皮の血流促進、消臭・殺菌効果 サポニン→頭皮の酸化を防ぐ、血流を促す。 ビタミンC→抗酸化、殺菌効果 ビタミンB2→抗酸化 肌や毛髪の再生 ビタミンE→抗酸化 カテキン→抗酸化、抗菌、老化抑制、AGAの原因である5αリダクターゼ酵素の抑制、脂肪の分解 |
私はこれらを知った時には驚きました。もう自然の育毛剤のようなものですよね。
このようなことから緑茶は飲むだけでも発毛、抗酸化効果があると言われます。
更に緑茶で頭を洗えば、頭皮の皮脂の酸化と5αリダクターゼ酵素を抑えて臭いと薄毛の両方に直接効果があるわけなんですね。
緑茶洗髪の方法
緑茶で髪を洗う方法は色々あるようです。緑茶の成分が頭皮に浸透すればどのような方法でも良いと思いますが。
一時期話題になった「緑茶すすぎ」では洗面器に緑茶を入れて、その中に頭を入れてすすぐという方法です。
この場合ペットボトルのお茶を大量に入れるのはお金がかかるので、粉末緑茶を水に溶かして入れるのが現実的でしょう。
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普通に常温の緑茶を頭にかけるという方法もあります。
これはペットボトル等に緑茶をいれて頭にかけて頭皮に浸透させます。
私は湯シャンなので、湯シャン後に緑茶をかけ、その後軽くお湯で流します。
普通にシャンプーを使っていらっしゃる方は、緑茶後にシャンプーしてしまうと緑茶の有効成分が全部洗い流されてしまいますので、シャンプー後に緑茶をかけてゆすぎます。
「緑茶洗髪」はお金もほとんどかからずに頭皮の消臭、殺菌、育毛効果が期待できるので、是非やってみてください!
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