最近テレビの健康番組や雑誌の美容特集などで「腸活」という言葉をよく目にします。
腸活とはその字のごとく、腸内環境を整えることで健康や美容効果を高める活動です。
女優の石原さとみさんや藤原紀香さん、永作博美さんなど綺麗な美肌を維持していらっしゃる芸能人の方々取り組んでいるという事で、世の女性からも注目されています。
腸には食物を吸収する役割がありますので、もし腸内環境が悪ければ体に必要な栄養素や水分がうまく吸収できず、疲労、体調不良、肌荒れ、老化など様々な害を引き起こしてしまいます。
逆に腸内環境を良くする事は健康維持や美容の基本となることから、腸内の善玉菌を増やし、腸の働きを正常に維持する「腸活」が大いに注目されているのです。
著書の「病気にならない生き方」
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がミリオンセラーになった、大腸生理学の研究が専門である外科医の新谷弘実先生は「You are what you eat」(食べ物が人を作る。)という英語のことわざを紹介し、食べ物から栄養を吸収する腸の重要さを説いています。
ここでは、その新谷弘実氏の著書である
「20歳若返る力」
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から、若返りのために腸内環境を整える方法などをご紹介します。
新谷先生によると腸内を良くするには次の事が最も重要だそうです。
1.酵素を含んだ食品を多くとる 2.腸のデトックスを心がける。 3.緩み、たるみを引き締める運動 |
1.酵素
酵素の中でもまず重要なのは。食べ物が分解されて血液中に吸収する分解を助ける消化酵素です。
消化酵素がうまく働かないと、食べものの栄養素が体に吸収されずらくなります。
他にも酵素には解毒作用や活性酸素を取り除く(SOD スーパーオキシドディスムターゼ)などもあります。
このような酵素を体に取り入れるためには生野菜、果物、海藻などの生の食品を食べることが良いそうです。
酵素は加熱で失われる(48度で変容115℃で死滅)ので、野菜でも加熱された物でなく生野菜であることがポイントです。
新谷先生は朝食でこれら生の野菜や果物をとることを勧めています。
2.腸のデトックス
腸内環境を改善するには食物繊維を多く含んだ野菜や果物を食べたり、毎日良い水をたっぷりとって、便秘を解消し善玉菌を増やすことが大切です。
新谷先生は一日1.5~2リットルの水を飲むことを推奨しています。
人間の体は子どもでは約70パーセント、成人では約60~65パーセント、老人でも50パーセントを水が占めています。体を維持し、血液の循環を良くして栄養を細胞に運んだり老廃物を輩出するためにも体のデトックスに水は不可欠なのです。
(新谷先生はさらに腸内をきれいにするために「コーヒー浣腸」を勧めていますが、これは他の医療関係者や専門家の中でも「エビデンスがない」など、賛否両論あるようです。)
逆に腸内環境にあまり良くない食品として肉類などの動物性食品や乳製品、糖質や砂糖の入った食品などを挙げています。
肉類などの動物性たんぱくは消化に時間がかかり、長い間腸内にとどまって腐敗し、有毒なガスを出したり便秘の原因になることで腸内環境を悪くしてしまうのです。
このためライオンなどの肉食動物は、腸内での肉の腐敗を避けるために腸が非常に短くなっているのです。
また、歴史的に肉食が多い欧米人も、東洋人と比べると比較的腸が短いですね。
特に日本人は体が肉を食べるように出来ていません。古来日本人は魚は食べても欧米人と比べて昔あまり肉を食べてこなかったため、腸が長く最近では生活環境の変化により日本人でも欧米人並みのスタイルの方も増えてきましたが、従来は長い腸を格納するため胴体が比較的長いのが特徴でした。
そのため腸の中で長くとどまった動物性たんぱくが腐敗し、便秘になったり腸内の悪玉菌を増やしてしまいます。
また砂糖の摂りすぎも腸内環境に悪い影響があります。
腸内の悪玉菌が砂糖を好むため、砂糖を摂りすぎると悪玉菌の割合が増えてしまい腸内環境を悪化させるのです。
また砂糖の摂りすぎはイライラや鬱の原因にもなります。
砂糖は血液に吸収されるのが早く、急激に血糖値を上げます。
すると体は急激に上がった血糖値を正常に下げるためにインスリンを出して、血糖値を下げようとします。
このような血糖値の急激な乱高下により低血糖状態になったり脳内のセロトニンの分泌量を乱し、精神的に悪影響が出てしまうのです。
更に血糖値の急激な上昇は糖尿病の原因にもなります。
特に白砂糖は生成して食物繊維を取り除いてしまっているので吸収が早く、体に与える悪影響も大きくなります。同じように米やパンなどの糖質も
摂りすぎは良くありません。
玄米は食物繊維が残っているので精製米よりは糖質の吸収が遅く、糖質が体に与える悪影響も緩和されます。
パンも生成した小麦粉なので糖質の吸収は早いです。
コメの方が粒状になっているだけパンよりはやや吸収のスピードが遅いのでまだましだといえるでしょう。
(私は一時期菓子パンにはまってしまったことがあり、某パンメーカーの「なんとかのパン祭り」(ほとんどこれだけで伏せてもどこのメーカーかバレバレですが・・・)で皿を3枚もらったくらいに菓子パンを食べていたことがあり、体重は増え、気力も比較的低下していたように思えます。菓子パンは小麦と砂糖の体にとっては最悪コンボともいえるので、おいしいですが食べすぎには気を付けたいですね・・・・。)
また、ヨーグルトは納豆などの発酵食品も腸内の悪玉菌を減らす効果があるのはよく知られていますね。
3.運動
腸の蠕動運動を助けるためにも体を動かしたり、定期的な運動をすることは腸の健康に良い影響があります。
特に腸もみなどのエクササイズを行う事を習慣にすると便秘を解消し、腸内環境を整える効果があります。
体の中の老廃物や不要物などのごみを排出する出口の割合は便75% 尿20% 汗3%
といわれ、運動で汗をかくこともデトックスになりますが、やはり腸を正常にし、便秘を防ぎ便通を正常にする事が体をきれいにする大きなカギになるでしょう。
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はヨーグルトでも効果が出なかった体質の人でも効果を実感出来たという声が多い、健康、美容ダイエットに特化したサプリです。
特に腸内環境改善のためにいちいち食事に神経質に気を使ったり、乳酸飲料を毎日飲んだりという事がが面倒という方には、毎日一粒呑むだけでお手軽にしっかり腸活出来るので
おすすめです。
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まとめ
腸内環境を整えるという事は肌など見た目の若さにもつながるのはもちろんですが、脳の老化防止にもにも大きな影響があります。
そして腸内環境を整えるには、
1.生野菜や果物など酵素を多く含んだ食物を食べる。(先生は特に午前中は腸にとっても排せつの時間帯なので重い食事ではなく、これら生の食べ物だけを食べることを推奨しています。)
2.水を多く飲み、糖質や肉類は少なめにして腸をきれいにする。発酵食品を食べる 3.体を動かしてをして腸の蠕動運動を助ける。 4.サプリなどを利用する |
これらを習慣に取り入れていけば、腸内環境はかなり良くなって健康や若返りに大きな効果が期待できるでしょう。
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