肌を復活させ、シワを消す!「ヒートショックプロテイン47(HSP47)」とは?!

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「野菜を50度のお湯で洗うと水分が瞬時に吸収されて収穫直後のようなシャキッとした状態に復活し、その後数日間はその状態を保つことができる」という料理の裏ワザを聞いたことがありますでしょうか?

実は、人間の肌でも42度前後のお湯でこれと似たような効果を得ることが出来るのです!

このような効果を発揮するたんぱく質が1974年にスイス出身のアルフレッド・ティシェールらにより発見され、「ヒートショックプロテイン(HSP)」と呼ばれています。

テレビなどでも話題になっているので、この名前は聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

HSPは体の細胞に熱や圧迫、低酸素状態,活性酸素などのストレスが加わると発現し、細胞を保護する役割を果たします。

また、HSPは「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」という、ウイルス感染や細胞の悪性化時にこれらを攻撃する細胞を活性化させるため、ガンなどの病気を防ぎ、更には肌の老化も防ぐことが出来ます。

HSPを多く発現させることで、健康や肌の老化防止などのアンチエイジングに大きな力を発揮する事が出来るのですね。

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす方法は?

ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす方法は細胞に熱などのストレスを与える事です。

そこで日常生活の中でヒートショックプロテイン(HSP)を増やす簡単な方法が、少し熱めお風呂に入浴することです。

42度のお湯なら10分間以上浸かることによりHSPを増やすことが出来ます。

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これより温度が低い場合はさらに数分長めの時間に浸かります。

その後HSPが実際に増加するのは入浴後2日後から4日後までで、7日後に元に戻ります。

1週間のうち2回だけでもこのような42度で10分の入浴をすればHSPを増加させることが出来ます。

熱いお風呂に入ると気分がすっきりして疲れが癒され、目が冴えて元気にもなりますが、HSPの増加による美容と健康効果もありますので、今まで手っ取り早くシャワーだけで済ませていた方も少なくともHSPが持続する4.5日おきくらいには湯船に浸かってみてはいかがでしょうか。

コラーゲンの機能を正常化させるHSP47

ヒートショックプロテイン(HSP)の中でも、分子量が4700のヒートショックプロテインである「HSP47」は、特に肌の再生に大きな効果があると言われています。

HSP47は肌の真皮にあるコラーゲンの機能を整え、肌を再生させてシワを防ぎます。

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今、アンチエイジングや化粧品業界でも今大注目の成分がこの「HSP47」なのです。

 

Hsp47は、コラーゲン特異的な分子シャペロンとして働き、コラーゲンの産生に必須であることが報告されている[3]。HSP47の発現は、その基質であるコラーゲンと常に相関することが知られている。このような特徴から、コラーゲンの異常な蓄積を主な特徴とする各種繊維化疾患において、HSP47の抑制を治療に応用する研究がされている。一方、皮膚の老化現象であるシワにおいては、コラーゲンの産生量が低下しているためHSP47を増やす抗シワ化粧品の研究開発がされている。 Wikipediaより

 

HSP47は前述のような入浴などによるヒートショックプロテインの増加法で増やすことが出来ますが、京都大学で発見され、大阪市立大学との共同開発によって作られた、「ナールスゲン」という成分を化粧品として使用することでHSP47を大幅に増やすことが出来ることが分かりました。

検査の結果、「ナールスゲン」にはコラーゲンを2倍以上、エラスチンを約1.5倍 HSP47を約1.3倍に増やす事が明らかになり、肌の老化防止、しわの解消などのアンチエイジングに強力な効果が期待できる成分であるといえるでしょう。

ナールスゲンを推奨濃度配合した化粧品では「WAEKA」があります。


京都大と大阪市立大共同開発の「ナールスゲンR」を配合し紫外線や加齢などでダメージを受けた肌を活性化、更に13種の和漢植物発酵エキスにより強力な保湿効果があります。

「ナールスゲン」はしっかりとした科学的な裏付けあるだけに、男性でもしわや肌のたるみが気になったら是非使いたい化粧品ですね。

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